学級経営 : 学級作り(一般研究分野)
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概要
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学級は、学校の秩序維持機能としての公務分掌や校則、校長を頂点としたピラミッド型の役割関係さらには学年制、教員組織、教育課程を重視する近代学校教育の合理性や効率性の追求と教師と生徒、生徒と生徒との信頼関係を基本とする学級構成員の非合理性との関係性が学級経営実践上の葛藤を生んできた。問題行動とされている不登校やいじめなどの諸問題は、社会的背景は別としても学校内に限ってみた場合、学級員の与える影響は大きい。学級が合理的にしかも能率的なシステムであるにも関らず「学級崩壊」が起きていることなどを考えると、これまでの学校価値を重視する学級作りから生徒の「楽しさ」を取り入れた学級作りが必要である。
- 2005-01-31