「なりたい親」におよぼす思春期の親子関係の影響
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概要
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少子高齢化社会をむかえ,父親,母親の役割に対する認識も一昔前と様変わりしている。若者たちは将来自分が親になるとしたら,どんな父親,母親になりたいと思うのであろうか。本研究では,親子関係の葛藤がピークに達する思春期のころ,自分の親をどのように認識していたかということが,「なりたい親」におよぼす影響について検討した。思春期のころの親子関係を振り返り,自分の親と同じように子どもと関わりたいと思うかもしれないし,自分の親は反面教師となり,自分の親のようには子どもと関わりたくないと思うかもしれない。質問紙によって得られた回答を分析した結果,「なりたい親」は自分の親を基準とした親であり,子どもにとって自分の親は「親のモデル」になっていることが示唆された。
- 田園調布学園大学の論文
- 2004-03-17
著者
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