経営情報系大学生の英語学習と動機づけに関する一考察
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概要
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英語指導の目標は、国際化・情報化時代を見据え、1)世界の文化の多様性と普遍性の理解、2)四技能におけるコミュニケーション能力の育成、3)専門分野の文献を読んだり、レポートを作成したり、また発表する際に必要とされる英語の基礎能力の育成にある。この目標を達成するため、学生を取り巻く社会環境の変化や学力の変化、時代の要求などを考え合わせ、学生の学習意欲を高めるための工夫が望まれる。が、そのカギになるのが学習者への「動機づけ」をどうすべきかである。学生の意識の中では、自己を高めたいという欲求、それを満たすための学習活動、目標を持って学習に励みたいという認識は十分に存在する。それにまた彼らにとって能力の向上や学習成果の評価などは気になるところでもある。そこで今回は、大学入試という目的を終えた学生に的を絞り、英語学習の「動機づけ」について、TOEICテストと英語学習のアンケートをもとに、効果的な学習指導の方向性について模索した。
- 京都創成大学の論文
- 2005-01-31