陳後主をめぐる説話 : 隋遺録について(人文社会科学編)
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概要
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陳後主が張麗華、孔貴賓とともに、井戸に逃げ込んだ話は余りにも有名だが、唐代になるとその話が物語として小説に登場する。しかも、その小説は唐の僧侶が瓦棺寺の双閤から偶然発見した、唐の書家顔真卿が書写した軸物として登場する。しかもこの小説の作者は、顔真卿の曾祖父顔師古である。いわくのある書『隋遺録』について述べる。
- 福山大学の論文
- 2001-03-01
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