スマトラ沖地震津波後のスリランカ南部における飲用水および衛生状況
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概要
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2004年12月26日,インドネシアのスマトラ島沖地震津波が発生し,下痢症をはじめとした急性感染症のリスクが増大していると予測された. 下痢症等感染症の予防には衛生環境と安全な水の供給が基本である. スリランカ南部の津波被災地であるAmbalangoda, Galle, Mataraの給水タンク水と井戸水の水質検査及びトイレの設置・管理状況等衛生調査を行った. 給水タンクの水は,塩素消毒がなされ概ね細菌学的には良好だった. 井戸水は細菌学汚染と塩分化が認められた. トイレは比較的衛生的に管理されていた. スリランカ政府は適切かつ迅速に安全な飲用水と衛生的なトイレの供給を行った. 被災地の下痢症を中心とした急性感染症流行の抑制には,消毒された飲用水及び衛生的な住環境の供給が,基本かつ重要であると考えられた.
- 長崎大学の論文
著者
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吉田 雅文
長崎市環境部環境保全課
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青柳 潔
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科公衆衛生分野
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吉田 雅文
長崎市環境保全課
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錦織 信幸
長崎大学熱帯医学研究所熱帯感染症研究センター
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青柳 潔
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
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青柳 潔
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科健康予防科学講座公衆衛生学分野
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青柳 潔
長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科
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青柳 潔
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻社会医療科学講座公衆衛生学分野
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青柳 潔
長崎大学大学院健康予防科学講座公衆衛生学分野
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錦織 信幸[他]
長崎大学熱帯医学研究所熱帯感染症研究センター
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