初中級学習者に対する作文指導 : 事前の働きかけが与える影響
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概要
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本研究は、初中級レベルの学習者15名に対する約1ヶ月間の作文指導の中で、作文を書く前に与えた様々な働きかけが学習者の作文にどのように反映されたかを観察したものである。この指導で受益表現・受け身表現を使用するように直接的・間接的に働きかけた結果、直接的な働きかけよりも作文の内容を構成する際に行った間接的な働きかけが有効であった。また、働きかけへの反応は、成績に関わらず授業活動によく参加した学習者の方が良かった。
- 東北大学の論文
- 1994-09-30