「擬態語+する/なる」の形式について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
擬態語は動詞として機能するとき、様々な表わし方があるが, 本稿ではそれらのうち特に「擬態語+する/なる」の形式をめぐって、それぞれの意味特性を論じた。その結果ものの静的な属性, また物あるいは人の動きを表わすとき、「〜する」の文型があり、物そのものに変化のプロセスを自然に伴うとき、「〜なる」の文型があり、また、「〜する」「〜なる」は感情の表出においても違いがあることが分かった。一方、「〜になる」は評価面における表わし方、及び「〜にする」との間に一つの包含関係があることが分かった。
- 東北大学の論文
- 1993-09-30