多摩丘陵の多摩川流域における谷戸の魚類相の現状報告
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は開発の進む多摩丘陵において,多摩川流域の谷戸に生息する魚類相の現状を把握し,各魚類を保全するための基礎的な知見を得るために、魚類相の生息調査を行った。25000分の1の地形図を用いて調査範囲内の全ての谷戸(24箇所)を選定し,2002年の6月13日から8月30日に現地調査をした。ホトケドジョウ(絶滅危惧IB類),ドジョウ,モツゴ,アブラハヤ,ギンブナ,トウヨシノボリの2目3科6種の魚類の生息が確認できた。これらの魚類を保全するためには,谷戸そのものを保全していく必要があると考えられる。
- 2003-03-26
著者
-
倉本 宣
明治大学農学部
-
石田 泰之
明治大学農学部
-
山崎 一樹
明治大学農学部
-
斉藤 悠
明治大学農学部
-
日下 裕之
明治大学農学部
-
伊奈 博彦
明治大学農学部
-
小林 彰
明治大学農学部
-
樋口 広大
明治大学農学部
-
樋口 広大
明治大学 農学研究科 農学専攻
-
伊奈 博彦
明治大学大学院農学研究科
関連論文
- 多摩川におけるカワラノギク保全団体の特性(第39回大会)
- 多摩川における外来樹木キササゲ(Catalpa ovata G. Don)の分布と種子発芽特性(第39回大会)
- 伊豆大島における固有種サクユリの分布特性に関する研究(第39回大会)
- 絶滅危惧植物カンエンガヤツリの発芽特性(平成14年度 日本造園学会研究発表論文集(20))
- テレメトリー法を用いたトウキョウダルマガエルの谷戸田における移動追跡
- 放棄水田を利用した里山保全教育プログラム(技術報告編)
- 多摩川のカワラノギク保全のための緊急アピール(緊急アピール)
- 市民・行政・研究者の協働による絶滅危惧種カワラノギク保全活動の取り組み : 多摩川における保全の実践とその評価
- 多摩丘陵および関東山地における非飛翔性哺乳類の種組成に対する森林の孤立化の影響
- 多摩川の復元個体群におけるカワラノギク(Aster kantoensis Kitam.)の種子散布についての研究(第36回大会)