親を生涯発達の観点から捉える心理学的研究の試み
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概要
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本稿では、まず親の発達に関する従来の発達心理学的研究を概観した。次にエリクソンの生涯発達の観点から親の発達と子の発達の関係について述べた。さらにアンケート調査によって親の発達の様子を明らかにした。以上の結果、親の発達を示す「親性」は親が子どもだった頃からすでに発達しはじめており、親の発達は生涯発達の観点から捉えられることが示された。また子どもの誕生に伴う生活や生き方の変化により、親の人格の変化だけでなく、ものの見方や考え方に変化がみられることが示された。よって親への援助は親の人格的発達や認知的発達を促すものが必要である。
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上田女子短期大学 | 論文
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