大腸癌患者末梢血リンパ球の腫瘍特異的活性化反応と腫瘍浸潤リンパ球との関係
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概要
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大腸癌患者末梢血から分離した単核球を同一患者の腫瘍組織切片で刺激すると, 非腫瘍部大腸組織切片で刺激した場合よりもCD69陽性活性化細胞が多く誘導される場合がある. 腫瘍組織切片刺激によるCD4陽性Tリンパ球へのCD69発現誘導と, CD8陽性Tリンパ球へのCD69発現誘導の程度とには, 有意な相関関係が認められた. また, 腫瘍細胞間に浸潤したCD8陽性Tリンパ球の数が患者予後と相関することが知られているが, この数値と, 患者末梢血をPHAで刺激した場合のIFN-γ産生量とに相関傾向が見られた. しかし, 腫瘍組織切片刺激によるCD4陽性Tリンパ球またはCD8陽性Tリンパ球へのCD69発現誘導の程度と, 腫瘍細胞間に浸潤したCD8陽性Tリンパ球数との間には, 有意な相関は見られなかった.
- 近畿大学の論文
- 2004-04-25
著者
-
溝井 賢幸
東北大学大学院生体調節外科学
-
椎葉 健一
東北大学大学院生体調節外科学
-
溝井 賢幸
東北大学大学院生体調節外科
-
大谷 明夫
東北大学大学院病理形態学分野
-
大谷 明夫
東北大学大学院医学系研究科病理学講座:国立水戸病院研究検査科
-
菅原 大輔
近畿大学医学部免疫学教室
-
藤原 郁也
近畿大学医学部外科学教室 (肝胆膵部門)
-
松村 治雄
近畿大学医学部免疫学教室
-
宮澤 正顯
近畿大学医学部免疫学教室
-
宮澤 正顕
近畿大学免疫学
-
宮澤 正顕
近畿大学医学部免疫学教室
-
宮澤 正顯
近畿大学 医学部免疫学教室
-
宮澤 正顕
近畿大・医・免疫
-
藤原 郁也
近畿大学医学部外科学教室 (肝胆膵部門):春次医院
-
宮澤 正顯
近畿大学医学部 免疫学教室
-
大谷 明夫
東北大学大学院・医・病理形態
-
宮澤 正顯
近畿大学医学部
-
椎葉 健一
東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座
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