日本人の英語学習におけるイントネーションエラー : その特徴と教授法
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概要
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この論文は,日本人大学生の英語第2言語習得におけるイントネーションエラーを分析する。2人1組みからなる2対の被験者の会話におけるイントネーションエラーを,以下の3つのパラメーターで分析した : イントネーションフレーズ,文レベルのストレス,音調曲線。エラーのほとんどは,間違った位置に文レベルのストレスを置くことに誘因していることが判明した。また,機能語に文レベルのストレスを置く間違いが多いという結果が出た。その他のエラーについても記録・分析した後,イントネーションの理解を深め習得を容易にするため,エラー頻度に基づき3つパラメータ一における目標を提示した。さらに,イントネーション教授法において以下の3つの提案を示した : 意識向上を図るルールの徹底,3パラメーターに関するネイテイヴスピーチの聴解練習,3パラメーターを駆使したスピーチ練習。
- 2001-03-31