環境保護と法の任務
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概要
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環境問題は、私たち一人一人が環境を汚染しているとの意識が希薄であることが大きく関係している。従って、地球環境の問題などなおさら他人事になりがちである。しかしオゾンホールの破壊現象からも理解されるように、私たちが数十年も前に行ったことが現在深刻な問題を生じさせている。つまり、環境問題は決して他人事ではない。産業の開発・発展は人間がより豊かな生活を実現していくためには、決して停止されるべきものではなく、むしろ積極的に行われるべきものである。従って、そのような自然開発は、個々的に見れば非常に有益なものと言えよう。しかし、そのような開発が無秩序に行われることになると、自然環境や社会環境に有害な結果をもたらすこととなる。そこで私たちは自然環境の保護と産業の開発・発展を調和させ、自然と共生できる方法を見出すことが早急に求められている。地球的な環境破壊の問題は非常に重大な状況にきている。環境を破壊し汚染するのは私たち人間であり、環境を保護し改善できるのもまた私たち人間である。
- 人間環境大学の論文
- 1998-07-31