サンスクリット語には、連声 (sandhi) と呼ばれる音韻の変化・交代現象が頻繁に見られる。本稿ではこの連声のうち、子音と子音の間で起る連声を主な観察対象とし、その起る環境を音説構造という視点から考察している。
東北大学文学研究科博士課程前期