戦略的情報資源管理におけるエンドユーザ・コンピューティングの意義 (経済学部50周年記念号)
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概要
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情報資源の戦略的活用は経営情報システム研究における重要な研究テーマの一つである。特に、インターネットのようなオープンコンピュータ・ネットワークが情報資源の戦略的な活用の機会をますます拡大してきていることは確かである。情報資源の戦略的活用の程度はその時代その時代の情報技術的および経営理論的制約を受ける。この意味で、"SIS"が一つのブームに終わったことは確かである。しかし、その"失敗"をもって情報資源の戦略的活用の是非についての最終的結論を下す必要はないものと考える。第4の経営資源としての情報資源の戦略的活用は企業にとって永続的に取り組んでいかなければならない課題と考える。情報資源の戦略的活用に成功するためには、企業の構成員一人一人が情報資源で可能になるであろう機会を発見し、それを企業の創造的発展にリンクさせていくという組織文化が醸成されていなければならない。本稿は、そのような観点から情報資源管理におけるエンドユーザ・コンピューティングの重要性を主張するものである。
- 北海道大学の論文
- 2003-12-16
著者
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