産業構造の変化と経営戦略の変容 : 日韓移動通信企業の事例分析を中心として(2004年度日本経営教育学会第50回全国研究大会)
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概要
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本報告は日韓移動通信産業に属している企業 (移動通信キャリア、端末機メーカー、インフラと部品ベンダーに限定) を研究対象にしている。1990年代以後から激しく変化する企業環境の中で、環境変化に相応しい戦略の策定と実行するとき、各企業が生存と発展のために競争優位を維持あるいは獲得できる戦略的な戦略を分析する。従って、最近の企業を取り巻く環境変化の質的内容の把握、特に、既存日韓移動通信企業の戦略と急変する環境への対応戦略を考察する。そして、グローバル競争時代に相応しい企業の戦略のあり方を提案することを試みる。本報告で分析する移動通信産業は、他の先端技術分野の産業のように産業のグローバル化が急進展しながら、通信方式と関連技術の研究開発と標準化競争が激しくなっている。実際、移動通信産業では最近の数年間グローバルローミング、高速データ伝送速度、動画を含んだ広帯域マルチメディアサービスなどで特徴されるIMT-2000をめぐり熾烈な標準競争が展開されて来た。このような移動通信方式の研究開発と標準競争はCDMA技術の商用化技術を含んでシステム、端末機など移動通信分野に相当な技術力を確保している日韓移動通信企業の対応戦略に重点を置いて分析する。
- 2004-10-08
著者
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