ソリューション・ビジネスに伴うソフトウェア生産の標準化の進展 : S社システムの事例から(2004年度日本経営教育学会第50回全国研究大会)
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概要
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90年代に情報化の進展、すなわちデジタル化の浸透、分散処理型システムの浸透、および社会的情報基盤の整備などが急速に進む中、情報システムに対する品質水準が高度化した。とりわけ、経営改善度の高い情報システム、投資効果の高い情報システムといったようなニーズは非常に高く、従来ニーズが高かった安全性や信頼性といった機能品質に加えて、ユーザビリティや問題解決力の高さといった品質の高さがより求められている。これらのニーズに対応するために、90年代後半からソリューション・ビジネスが進展してきている。このソリューション・ビジネスの需要が高まる中、ソフトウェア生産における工程管理に変化が生じている。本報告では、S社のシステム開発標準に注目し、90年代のソリューション・ビジネスの進展に合わせて、ソフトウェア生産における工程管理の標準化がどのように進展しているのかについて考察する。
- 日本経営教育学会の論文
- 2004-10-08
著者
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