ボロノイ分割による比例代表制の考察
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概要
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得票数に比例して議席数を決める比例代表制では得票比に応じた議席数が一般に整数にならない。これをどう近似して矛盾なく整数にするかは自然現象の問題ではないが数理として興味ある問題である。ここでは多次元格子のボロノイ分割により整数化を行いサンラグの方法と同等になることを示すと共に最大剰余法及びドント法がボロノイ分割でばどう考えられるかを示した。またアラバマパラドックスはどのようなとき現れるかも考えた。
- 埼玉短期大学の論文
- 1993-03-20
著者
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