ナレッジマネジメントと組織知能 : 最近の研究動向から
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概要
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これからの21世紀は、知識が産業や社会の中心的な役割りを果たす「知識社会」の時代であると言われる。このような社会において人々の知識をどのように創造し、またその知識をどのように組織に生かしていくかは当該組織の命運を決定する最も重要な課題である。このような時代の流れの中で、組織における知識をいかに蓄積し利用していくかというナレッジマネジメントとこのような新たな知識をどのように創造し、育成していくかが組織の生きる力を左右するものとなると思われる。本論文は、野中やウェンガーらによって提案された組織の知識創造理論と松田によって提唱された組織知能との関係を様々な視点特に情報技術の視点から、企業組織のみならず非営利組織(NPO)及びコミユニテイ全体に関しても視野に入れて広く論じ、現在及び今後の研究領域、研究課題を展望するものである。
- 2005-01-11
著者
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