3) 慢性呼吸不全患者における課題と対策案 (<シンポジウム>介護保険法と特定疾患)
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概要
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慢性呼吸不全は,特定疾患などの難治性の呼吸器疾患が進行し,1か月以上の長期にわたって低酸素血症が持続する病態である.現行の介護保険制度発足後,病状の重症度と比較して,慢性呼吸不全患者の要介護度が低く認定されるという問題が発生している.この課題を解決するための対策案として,次の2点を提言したい.(1)内科疾患患者の実情に即した評価を可能にするために,「日常生活の制限による分類」を主治医意見書に加える.(2)専門医によって医学的に判定されている呼吸器機能障害の等級を,要介護認定に反映させる.
- 新潟大学の論文
- 2002-12-10
著者
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