DDDペースメーカーを植え込んだ頚動脈洞症候群の一例
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概要
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頚動脈洞症候群は神経調節性失神の1疾患であり, 動脈硬化性疾患を伴った高齢者に認められるが, 本邦での報告は少ない。また, 本疾患は心抑制型を示す例が多く, 失神発作の予防にはペースメーカー治療が有効とされている。一方, ペースメーカー治療ではペーシングモードの選択が重要である。今回我々は, 心抑制型を示した頚動脈洞症候群に対し, ペーシングモード選択の検討を行い, DDDペースメーカーを植え込んだ1例を経験したので報告する。
- 新潟大学の論文
- 2002-05-10
著者
-
宮島 武文
新潟医療生協・木戸病院
-
山口 利夫
新潟医療生協・木戸病院循環器内科
-
津田 隆志
新潟医療生協・木戸病院循環器内科
-
津田 隆志
木戸病院・循環器内科
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山口 利夫
木戸病院・循環器内科
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宮島 武文
木戸病院・循環器内科
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