大学の化学系学生が教養と専門基礎で学ぶ数学についての調査研究
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概要
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日本技術者教育認定機構(JABEE)の審査を受けるに当たり高専の授業科目と大学の授業科目の内容、時間数の対応を明確にすることが問題になっている。本論文では、特に大学の教養と専門基礎科目の単位数、授業内容を調査し、高専の化学系の学生が数学の科目でどの程度の量と水準を学習することが必要であるかについて考察した。その結果、数学単位は専門基礎科目で8単位程度、内容的には線形代数学4単位、微分積分学4単位程度が一般的であり、高専でもその程度の学習で十分であ.ると考えられる。それよりハイレベルの科目については選択とし、むしろこれら8単位が十分身につくようなカリキュラムの配置が適切であると考えられる。
- 小山工業高等専門学校の論文
- 2004-03-05
著者
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