高速電力線通信用クランプ型ACカプラのAC重畳伝送特性(PLC・国際規格関連, 線路EMC/一般)
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概要
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ビルや工場の制御用やインターネットアクセスサービスで使用される電力線通信(PLC)では, 分電盤より信号を重畳する必要がある. 分電盤より信号を重畳する方法の一つとして知られているフェライトコアを使用したクランプ型ACカプラは, 非接触の信号重畳方法であるため, 簡単に取り付けでき安全性が高い. 一方, AC電流によってフェライトコアが飽和するため, 伝送特性が劣化する. 本報告では, クランプ型ACカプラにの伝送特性が実際の使用環境でどのように変化するか確認するために, AC電流を重畳した際の伝送特性測定方法と測定データ解析方法を検討する. また, 実験により, 負荷電流の変化による伝送特性の変動と, コア材質による違いを測定したので報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-01-09
著者
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