判別分析と知識学習法による中期インド・アリアン韻律の言語学者並み解析システム構築
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概要
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従来の韻律解析では, 基本的韻律スキームとテキストデータの韻律スキームとのパターンマッチングにより, 該当する韻律名が識別される.当該古文献の最も重要な文献の韻律識別率は、平均70〜80%であり, 最も古いテキストではせいぜい20%台である.従来と全く異なる新手法, 判別分析とニューラルネットワークを併用することにより, その識別率を大幅にアップできた.従来解析不可能な韻律に対して, その解析を援用できる情報を提供する.標準語のサンスクリットから著しく異なる韻律を抽出する新手法を提供する.又この手法は半詩偈を極めて効率よく, かつ正確に詩脚分割できる.当研究はニューラルネットワークの適用成功の一例となるであろう.
- 2006-01-27
著者
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