極低温領域における竹パルプ : 氷複合系の交流絶縁破壊特性

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概要

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環境問題が深刻化している昨今、電気電子材料分野においても、早急な低環境負荷材料の開発が求められている。従来は、極低温領域における電気絶縁材料としてガラス繊維強化プラスチック(GFRP)が用いられて来たが、廃棄時に大きな負荷を環境に与えることが問題となっている。本研究では、GFRPの代替材料として、竹と氷の組み合わせに注目した。竹材は吸水性に優れる材料であることから、筆者らは含水させた竹材を凍らせた竹-氷複合系を、極低温領域における電気絶縁材料として使用することを提案している。ここでは、極低温領域における竹パルプ-氷複合絶縁系の交流絶縁破壊特性について報告する。
2006-01-20

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