ファイアウォール検証に適した高速スキャンツールの研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
インターネット接続時のセキュリティを確保するにあたっては、外部からのアクセスをフィルタリングするファイアウォールが正しく設定されていることが重要であり、これを検証する必要が生じている。このファイアウォールの設定検証のために既存のセキュリティスキャンツールを利用した場合、UDPポートに対するフィルタリング状況が正確に判別できない、検証処理時間に非常に時間がかかる等の問題が発生する。これらの問題を解決するため、サイトの外/内に設置する2つのエージェントが対向で試験パケットを交換することにより、ファイアウォールに対する検証を正確かつ高速に行うスキャン方式の検討を行い、本方式を実装する高速スキャンツールの開発を進めている。本稿では、この高速スキャンツールの概要について述べ、ネットワーク環境での実験結果により処理速度の向上等の効果を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-02-14
著者
関連論文
- セキュアNW動的再構築システムの検討
- セキュアNW動的再構築システムの検討
- ビデオハイパーメディアにおけるオブジェクト管理法の検討
- 実世界情報提供システムInfoGlassの提案
- ファイアウォール検証に適した高速スキャンツールの研究
- ファイアウォール検証に適した高速スキャンツールの研究
- 移動体計算機環境における位置依存情報提供システムの設計と実現(新世代データベース技術 : インターネット・マルチメディア・モーバイルを中心として)
- R&Dホットコーナー セキュリティ診断を実現する高速スキャンシステム
- 実世界情報提供システムInfoGlassの提案
- BT-2-2 NTT-CERTにおけるセキュリティ運用支援の取り組み(BT-2.ネットワークセキュリティの最新動向,チュートリアルセッション,ソサイエティ企画)