複合評価基準に基づいた資源制約付きプロジェクトスケジューリング問題の解法に関する研究
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概要
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本研究では既存の資源制約付きプロジェクトスケジューリング問題の解法SLA^*(search and learning A^* algorithm)を改良した新しい解法を提案した.主な改良点は, 資源利用率および並行作業数を次の作業を選択する時の評価基準として追加したことであり, 従来のSLA^*の評価基準であるプロジェクト遂行時間の見積もりに加えて3つの評価基準を重み係数により統合した複合評価基準を後続作業の選択基準とした.提案方法については異なる問題に対して行った数値実験で評価を行った.異なる問題は問題規模, ネットワーク複雑さ, 資源占有率および資源希育度により特徴付け, 問題を区別した.数値実験の結果, 提案方法は従来のSLA^*解法に比べて最適解を保持するか微小の犠牲のもとでバックトラッキング回数を50%以上削減することができた.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 2003-12-15
著者
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