ヒューマンインタフェースのための人間の振舞いの解析 : マルチモーダル対話データの解析
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概要
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ビデオカメラ、マイク、およびモーションキャプチャシステムを備え、音声・画像と人体各部位の位置の3次元数値データを収集できるマルチモーダル対話データ収集システムを構築し、対話データを収集した。また、このデータを基に、人の対話過程での3次元空間上の頭部、胴体、手の動きの解析を行った。頭部、胴体、手の動きはいずれも、聞き手の時よりも、話し手の時により強く現れる傾向がある。また、その傾向が手の動きにより強く現れていることから、手の動きが発話内容そのものに関与しており、その機能が頭部や胴体と異なると考えられる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-08-20
著者
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綿貫 啓子
Rwcp マルチモーダル機能シャープ研究室シャープ(株)技術本部
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綿貫 啓子
Rwcp マルチモーダル機能シャープ研究室 シャープ(株)avc研究所内
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関 進
Rwcpマルチモーダル機能シャープ研究室
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三吉 秀夫
Rwcp マルチモーダル機能シャープ研究室シャープ(株)技術本部
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綿貫 啓子
RWCPマルチモーダル機能シャープ研究室
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三吉 秀夫
RWCPマルチモーダル機能シャープ研究室
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