RA患者の体幹機能について
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概要
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女性 RA患者23名の体幹機能の特性を抽出し, 疾患機能障害度との関係について調査した。姿勢, 可動性, 筋力, 骨強度の各パラメータについて調査した結課, 患者の姿勢は円背を示し, 伸展, 側屈方向の可動性の制限, 筋力低下については健常群との間に有意な差を認め問題点として挙がった。それらはいずれも機能障害度の進行に伴う傾向にあった。今回の研究で RAに対する評価, 運動療法を普遍化させる上で体幹機能を把握することの必要性が示唆された。また, 日常活動量の評価, 及び理学的評価との関係等のいくつかの課題も残った。
- 1993-07-01
著者
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