脳卒中片麻痺におけるブリッジ動作の定量的評価
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概要
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脳卒中片麻痺患者40例を対象に, 背臥位で両膝屈曲位での腰上げ動作(ブリッジ)を行なわせ, 両下肢の足底にかかる荷重を左右別々の体重計を用いて測定した。その時の患側の荷重量の変化と, 下肢のブルンストロームステージとの関係を検討したところ, ブルンストロームステージIV以降において, 患肢にかかる荷重及び荷重量の変化は, ステージが高いほど大きかった。以上の結果から荷重量の変化は, 麻痺の回復段階の客観的な指標として利用しうる可能性があることが推測された。
- 1991-03-10
著者
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浅野 賢
国立療養所東埼玉病院 理学療法
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熊井 初穂
国立療養所東埼玉病院 理学療法
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新田 富士子
国立療養所東埼玉病院 理学療法
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里宇 明元
国立療養所東埼玉病院 リハビリテーション科
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桜井 真由美
国立療養所東埼玉病院理学療法士
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熊井 初穂
国立療養所東埼玉病院リハビリ科
-
桜井 真由美
国立療養所東埼玉病院リハビリテーション科
-
里宇 明元
国立療養所東埼玉病院
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新田 富士子
国立療養所東埼玉病院
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