在宅健常高齢者の日常生活動作・生活関連動作の価値序列
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
在宅健常高齢者の「生活」に関する知識・認識を得るため, 60歳以上の在宅健常者118名を対象として, ADL・APDL(生活関連動作)の中から抽出した代表的な10項目の価値序列に関する調査を行った。なお, 結果の処理にあたっては, 対象を年齢・性・家族構成の別で18グループに分類して検討した。全グループ共通して, 価値序列の上位層は排泄・食事, 中位層は入浴・更衣・整容・意志伝達・屋内移動, 下位層は屋外移動・仕事(家事)・交際であった。このうち上位層, 下位層では全グループに共通した価値序列がみられたが, 中位層においては性別による序列の相違が大きかった。また仕事(家事)の項目については, 性・年齢・家族構成の相違が反映されていた。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1991-03-10
著者
-
備酒 伸彦
広野高原病院
-
備酒 伸彦
神戸学院大学総合リハビリテーション学部医療リハビリテーション学科
-
備酒 信彦
広野高原病院
-
安田 俊吉
広野高原病院
-
山下 康将
県立淡路病院
-
中田 雅子
淀川キリスト教病院
関連論文
- 63. 高齢脳卒中片麻痺者の坐位姿勢と身体活動能力との関連
- 219. 在宅健常高齢者の日常生活動作・生活周辺動作の価値序列
- 加齢に伴う形態学的変化の一考察 - 老化の指標と考えられる身体計測の検討
- 脳卒中片麻痺患者の上肢および下肢における両側同時運動の考察 - Interactionの出現について -
- 阪神・淡路大震災 : その時地元病院はどうしたか
- ホットパックの適切な使用方法について : 湿熱と乾熱の違い
- 270. ホットパック適用中の温度変化と熱量再獲得に要する時間について
- 地域在住高齢者のバランス能力と生活機能との関連について
- 95. 頸椎固定時のADL障害 : 移動動作を中心として
- ADLテストにおける実用性の考察
- 基本動作とSelf-care, 生活関連動作との相関性について
- 床上移動動作の筋電図学的分析 : 健常人の場合
- 理学療法学科卒業生の追跡調査
- スキー講習会参加者の大腿直筋疲労の筋電図学的考察
- ベッド上患者の移動技術の筋電図学的考察
- 在宅健常高齢者の日常生活動作・生活関連動作の価値序列
- 片麻痺患者における起き上がり動作の分析
- 片麻痺患者における起き上がり動作の分析
- 片麻痺患者に対する呼吸訓練の効果とその問題点
- 片麻痺患者における上肢末梢血行動態の一考察 - 温熱刺激前後の熱流補償法利用による深部温の変化の検討 -
- 筋出力の制限による立ち上がり動作の変化について
- 128. 脳卒中片麻痺患者の上肢および下肢の健・患・両側同時運動の考察
- 健常男性の下肢および脊柱の関節可動域の考察
- 介護者の身体的負担からみた適正なベッドの高さについて
- 膝関節に対する超音波照射による大腿四頭筋筋力への影響
- 身体障害者療護施設職員に多発する腰痛への産業医学的アプローチ
- ユニバシアード選手の種目別体格の特徴