自動車用樹脂部品の分析事例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在, 車両重量に占める樹脂比率は約7.5%に達すると共に, 複雑な形状や構造を有するモジュール化も進められている.そのため, 設計段階では予想もつかない成形不良が発生する可能性がある.さらに, 樹脂部品を取り巻く環境は予想以上に苛酷であり, トラブルの種類も多岐に渡っている.そこで, 本報では, 自動車樹脂部品に関連して, 樹脂複合材料, 樹脂流れ, 高次構造, 耐久劣化の分析事例を幾つか紹介する.なお, 本事例では, 当社オリジナルの樹脂断面観察法(N-ARC法)を始めとして, SPM法やXPS法等の最新の表面分析手法を用いた, マクロからミクロな分析結果を示す.
- 日本信頼性学会の論文
- 2000-02-25
著者
関連論文
- 耐衝撃性ポリマーアロイ
- 耐衝撃性を示すポリケトン/ポリアミドポリマーアロイにおけるナノ構造の評価 (特集号 高分子の結晶化--液晶化 自己組織化(2))
- ポリケトンポリアミドポリマーアロイの耐衝撃性に及ぼす水の影響 (特集号 高分子の結晶化--液晶化 自己組織化(2))
- ポリケトン系ポリマーアロイの機械特性
- 耐衝撃性を示すポリケトン/ポリアミドポリマーアロイにおけるナノ構造の評価
- ポリケトンポリアミドポリマーアロイの耐衝撃性に及ぼす水の影響
- EPDMブレンドPP/炭酸カルシウム・タルク複合(ハイブリッド)フィラーの力学特性
- 成形品構造に関する二次元・三次元の観察と分析
- 三次元透過型電子顕微鏡
- 高分子分析における可視化・イメージング技術
- ソフトマターにおけるナノ構造の3D-TEMによる可視化
- ソフトマターにおけるナノ構造の3D-TEMによる可視化
- ナノフィラー充てん天然ゴムの三次元透過型電子顕微鏡観察
- 樹脂・ゴムに関する接着, 溶着界面の分析事例
- 新形態観察法を用いた高分子成形品断面の観察事例
- 樹脂(ゴム)成形品断面における新形態観察法 - N-ARC法とその関連分析技術 -
- 射出成形品における樹脂流れの新観察法(N-ARC法) (特集 プラスチック成形CAEの最新事例と開発動向)
- 比表面積, 細孔分布, 粒度分布測定
- 高分子成形品構造に関する観察と分析 : 新規樹脂(ゴム)断面観察法と三次元形態観察
- 高分子分析における可視化・イメージング技術
- 自動車用樹脂部品の分析事例
- 解説 自動車樹脂部品のトラブル解析 (特集 プラスチック成形品のトラブル解決)
- 430 シリコーンオイルを用いた動吸振器に関する研究
- ポリマーアロイの分析評価技術
- ゴムにおけるカーボンブラック,およびシリカの分散構造解析 (特集 ゴムとネットワークポリマー)
- 3D-TEM/電子線トモグラフィーを用いたナノマテリアルの構造解析 : ゴム中のナノフィラーネットワークとPK/PAポリマーアロイの相分離構造 (特集 粘接着剤の界面やポリマー構造の評価技術の最近の動向(Part 1))
- ぶんせきの泉 高分子材料の断面観察法