片麻痺患者の前・横・後方移動及び立位回転速度と歩行自立度との関連
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概要
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片麻痺患者の多方向の移動速度と歩行自立度の関係を明らかにする為, 片麻痺患者37例の前方, 横方向, 後方の移動速度及び立位での回転速度を測定した。結果, 各方向の移動速度と歩行自立度に強い相関があった。また, 各方向の移動速度の相関係数値に有意差が認められなかった。以上のことから各方向の移動速度には独自性がなく, 臨床で多用されている前方歩行の速度は, 歩行能力を代表する妥当な評価であることが確認された。歩行自立度が高くなる程, 多方向に動ける能力を有している。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1995-01-31
著者
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