中間施設の立場から (脳血管障害 : 病院, 施設の役割と理学療法の専門性)
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概要
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我国では, 高齢化社会が到来し, 1995年には老年人口が14%を超えようとしている中で老人の医療福祉をいかに充実させるかが社会問題にもなっている。医療の場においても, 核家族化による介護能力の低下や在宅介護支援システムの未整備さなどにより, 社会的入院やいわゆる寝かされ老人の問題が出てきている。昭和61年12月に老人保健法の改正があり, 寝たきり老人や痴呆老人の在宅療養を推進させる目的で, 昭和62年4月に7施設をモデルとして老人保健施設がスタートした。平成2年7月31日現在, 全国に約350施設28,000床ほどを数えている。また国のゴールド・プランでは, 1999年までに28万床の整備が計画されており, 今後の高齢者の医療福祉を考える上で, 大きな期待がもたれている。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1991-05-10
著者
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佐々木 直美
医療法人社団和風会橋本病院リハビリテーション部
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佐々木 直美
南小倉病院
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山守 孝昌
南小倉病院 老人保健施設伸寿苑
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犬塚 寛
南小倉病院 老人保健施設伸寿苑
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永崎 正子
南小倉病院 老人保健施設伸寿苑
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中本 祐子
南小倉病院 老人保健施設伸寿苑
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中本 祐子
老人保健施設伸寿苑
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