大東市の地域リハビリテーション
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概要
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大阪府大東市には, 全国で唯一福祉分野に理学療法課という理学療法士4名, ケースワーカー1名, 非常勤職員の作業療法士1名, 看護婦1名を配する行政課をつくっている。そこでの活動は以下のとおりである。(1)市域全体を視野に入れ市民のニーズに合わせたサービスを行う。各地域の障害者・老人に対して施設および学校への巡回, 在宅訪問での機能訓練を実施している。(2)0歳から老人まで年齢に関係なく関係機関と連携しながら, どの時期にも理学療法課が一貫してリハビリテーションを計画し実施している。(3)市民の地域リハビリテーションに対する意識・理解を深める。市民の手によって障害者・老人が社会参加できる街づくりを実現するように働きかける。具体的には, 市民対象に「リハビリテーション祭り」というイベントや介護講習会等の啓発事業を実施し, ボランティアの育成に力を入れている。特に若年層のボランティアづくりが今後重要な課題である。本文では, 具体的な活動について紹介している。
- 1989-07-10
著者
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