コハク酸の異性体に関する研究 : II. コハク酸異性体の抗癌作用
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概要
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著者は第1報で,酵母の培養液から脱臭力を有する結晶を得,本物質はコハク酸の異性体てあらうと推定したことを報告した.たまたま,癌組織中ではコハク酸,およびコハク酸関係の酵素類に著しい消長があることを知り,マウスのEhr11ch腹水癌,Sarcoma180,ラツテの吉田肉腫等に試験したところ,いづれの腫瘍に対しても顕著な抗腫瘍性が認められた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1967-06-25
著者
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