P47 トウモロコシおよびイネのフラボノイド系化合物に対する感受性と4クマロイルCoAリガーゼとの関係(3-(1)生理活性、作用性(新除草剤紹介))(3. 除草剤(植物生理活性物質を含む))
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概要
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環境負荷の少ない生合理的雑草制御剤の探索を目指し、植物に特有な代謝系であるリグニン生合成経路、特にモノリグノール代謝系における酵素、4クマロイルCoAリガーゼ(4CL)に着目した。4CL阻害剤であるナリンゲニンおよびカルコンによる植物生長抑制効果は植物種によって異なり、イネ科植物の中ではトウモロコシが感受性、イネが耐性を示した。今回は、両化合物に対する感受性差異と4CL特性との関連性を明らかにすることを目的として、トウモロコシおよびイネを用いて4CLのIn vitroにおける特性について比較検討を行った。
- 日本雑草学会の論文
- 2003-04-19
著者
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