ハイブリィドモジュール尺度によるソフトウェアの複雑度測定
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現存するソフトウェアの複雑度の測定法にはいろいろなものがある.その中で, ソフトウェアの中核をなすプログラムの複雑度は, ソフトウェアを客観的かつ定量的に評価する有用な尺度の一つである.しかし, 従来の尺度では, ある一つの要素だけ(例えば, プログラムのサイズ, 制御フロー, データフローなど)で複雑度を測定している.ところが, プログラム複雑度はいろいろな要因によって影響を受け, 一つの要因だけで測定しては信頼性のある測定結果を得ることができない.本研究では, 従来の尺度の問題点を解決するために, モジュール間の依存度を組み合わせた新しいプログラムの複雑度尺度HMCM(Hybrid Module Complexity Metrics)を提案し, あわせて提案尺度の有効性を検証する.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1993-08-15
著者
関連論文
- 汎用の実時間のパージ・コントロールのための時間形パージ・ペトリネット
- オブジェクト指向環境下でのC++クラスの品質評価基準
- ハイブリィドモジュール尺度によるソフトウェアの複雑度測定
- ペトリネットによるソフトウェアの動的信頼度予測
- ハイブリッドモジュール複雑度尺度によるソフトウェア複雑度測定
- ペトリネットによるソフトウェアの動的信頼度予測