階層型生産計画システムのための分析的研究
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概要
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本文は部品加工工程と最終製品組立工程を通していくつかの製品タイプに分けられる複数の製品を生産している2段階生産工程を対象にして, 総合生産計画(月単位), タイプ別生産計画(数週間単位)および最終製品組立計画(1週間単位)からなる階層型生産計画システムのモデルを構築している.このモデルを用いて, 需要が確率変動するとき, 1)生産平準化係数, 製品在庫緩衝およびタイプ別生産計画期間の長さが製品の品切れ率, 製品の在庫率および部品加工工程の段取替え比率に与える影響, 2)製品の品切れ率を一定の率に抑えるような政策が製品の在庫率に及ぼす影響, 3)部品の在庫緩衝が加工工程の段取替え比率を減らすことができるか, について分析した結果を報告している.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1990-02-15
著者
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