UNIDOの「製造業における生産管理研修コース」について
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概要
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今日, 世界各地の開発途上国が工業開発に取り組んでいるが, そこで直面する最大の障害は, 人材とりわけ優れたマネージャーと技術者の不足である.日本政府も, 他の先進工業国の政府や国際機関とともに, こうした開発途上国のための人材開発に関してさまざまな形で支援を与えてきた.本稿では, こうした日本政府の支援活動のなかで, 最も長い歴史を有するものの一つであり, また, 企業(工場)内研修を大幅に採り入れているという特色をもつ「UNIDOの製造業における生産管理研修コース」について紹介する.まず, UNODO(国連工業開発機関)とその研修事業全般および実質的支援主体である日本政府との関係について解説した後, 筆者がコーディネーターをつとめる表記研修コースについて, 参加者, 研修内容, フォローアップ・セミナー, 将来課題などの視点から紹介する.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1984-12-15
著者
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