比較見積り法の精度
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概要
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ここ数年, 間接作業に対する標準時間設定に関心がよせられているが, その一つの方法とうしてUMSをはじめとする比較見積り法(comparative estimatign)がある.この方法は, 代表的ないくつかのベンチマーク作業を詳細分析し, 関連する変動要因を一覧表に標準時間資料化したものをいい, 一般に標準時間を簡便に見積もろうとする場合に用いる.この方法がふつうの標準時間資料と異なる点は, 新規のベンチマーク作業の標準時間設定を, 比較的類似な変動要因から選択することにある.こういった方法なので若干客観性を欠き, また精度と分割数, 分割方法との関係が明確にされていなかった.本研究では, 比較見積り法の精度を定義史, また従来の研究を三つの分割方法に整理し, 目標精度と分割数, 分割方法との関係を明確にすることを目的とした.そして比較見積り法に用いる標準時間資料(適用シート)を実際例で示し, その精度の監査手順を検討した.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1982-02-15
著者
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