あいまいオートマトンによる最適ネットワークの発見的構成法
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概要
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これまで, システムの最適構成問題は, 組合せ問題, あるいは, サブシステム間の結合関係として構造変数を導入した変分問題として考えられてきた.しかしながら, サブシステムの数が増加するにしたがい計算量が急速に増加し, 数値計算上, 実行不可能になる。一方, 実際問題としてシステムの最適構成を考えるとき, それは種々の制約のもとにおかれ, かつそれまでの学習にもとづく経験により構造に対する自由度はかなり減少すると思われる.したがって, 問題を限定すれば, 発見的方法によっても最適な構造にたいする有力な候補を選びだすことが可能であろう.そこでここではその第一歩として, ネットワーク・システムをとり上げ, 学習による経験を効果的に利用すること 可能な一手法として, あいまいオートマトンによるネットワーク・システムの発見的構成法を提案した.またその有効性を検証するために, これを実際的ネットワーク・システムに適用したところ妥当な結果を得た.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1975-12-31
著者
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