豚コレラウイルスの空気伝播におけるワクチン効果(ウィルス学)

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概要

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豚コレラウイルス, ALD株で感染発病した豚を収容したチャンバーとダクトで連結されたチャンバーにワクチン未接種で抗体を保有していない感受性豚を入れたところ, それらの豚はいずれも感染発病し, 14〜28日の間に弊死した.一方, あらかじめPAV-250株生ワクチンを投与後4日目にALD株で攻撃した豚と感受性豚を同様の装置に入れたところ, 感受性豚は扁桃部位に僅かな抗原が検出されたが, 発病しなかった.以上の結果から, 豚コレラウイルスは空気感染することが明らかになった.また, ワクチン投与は, 空気感染から防御するものと思われた.
2001-08-25

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