鶏ロイコチトゾーン原虫の生殖母体形成に対する感染鶏の網状赤血球の役割 (寄生虫病学)
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概要
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鶏ロイコチトゾーン原虫を鶏に感染させ, 第二代メロゾイトが放出される時期に合わせて採血すると, 血中の網状赤血球(多染赤血球の後期型)が増加していた. 第二代メロゾイトは好んで網状赤血球に侵入し, II型の生殖母体に成長した. これらの採血した鶏において網状赤血球に感染した第二代メロゾイトはin vivoでもin vtiroでも非採血群のそれらよりもより多く成熟型(IV型とV型)の生殖母体にまで発育した. しかしながら, 第二代メロゾイトの網状赤血球への侵入は成熟型の生殖母体への発育にとって絶対的に必要とは考えられなかった.
- 社団法人日本獣医学会の論文
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