<資料>小学校飼育動物の健康管理に対する指導のための動物飼育に関するアンケート調査
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概要
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小学校飼育動物の健康管理に獣医師が携わる場合において,注意を払うべき事項を明らかにし,より的確な指導の参考とするために,飼育動物担当教員の衛生,飼養管理に対する意識について調査した。調査は平成9年,10年の2回,電子メールによるアンケート調査により行なった。飼育動物の種類はウサギおよび鶏,チャボ等の家禽が半数以上を占めており,情操教育を主目的として飼育されていた。動物を飼育していた小学校の56.9%では飼育環境に何らかの問題があると回答した。動物を飼育していた小学校の60.4%が児童の衛生に対して特に配慮を行っている一方,動物の衛生に関して配慮行っているのは32.6%であった。これらの結果から動物飼育において児童の衛生への関心は高いが,それに関わる動物の衛生,飼育管理に対する意識の低いことが明らかになった。
- 2000-03-31
著者
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