B6C3F_1マウス9例の顆粒細胞種
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概要
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B6C3F_1マウスの子宮(7例)と皮下(2例)に観察された顆粒細胞腫について検索した.細胞質内に顆粒を有する単核細胞から構成され,顆粒はPAS染色に陽性で,ジアスターゼ処理に抵抗性を示した.この顆粒は電子顕微鏡学的に一層の膜で覆われ,内部に同心円状の層状構造を示し,ライソゾームであると考えられた.また,細胞突起や接着斑様構造も観察されたが,基底板は見られなかった.本腫瘍の組織由来は明らかにすることはできなかった.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 2001-04-25
著者
-
榎本 眞
財団法人 食品農医薬品安全性評価センター
-
岩田 聖
(財)食品農医薬品安全性評価センター
-
山川 誠己
(財)食品農医薬品安全性評価センター
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榎本 眞
(財)食品農医薬品安全性評価センター
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細井 理代
(財)食品農医薬品安全性評価センター病理臨床検査室
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岩田 聖
(財)食品農医薬品安全性評価センター病理臨床検査室
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山川 誠己
(財)食品農医薬品安全性評価センター病理臨床検査室
-
宮島 留美子
(財)食品農医薬品安全性評価センター病理臨床検査室
-
長谷川 和成
(財)食品農医薬品安全性評価センター病理臨床検査室
-
安井 雄二
(財)食品農医薬品安全性評価センター病理臨床検査室
-
木原 亨
(財)食品農医薬品安全性評価センター病理臨床検査室
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