ラット腎由来の熱安定物質による肝3α-ハイドロキシステロイド脱水素酵素ザイモグラムの修飾
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ラット肝及び腎ホモジネート上清の各々で, disc電気泳動において易動度の異なるNADP依存3α-ハイドロキシステロイド脱水素酵素(3α-HSD)が各2種検出された。煮沸並びにトリプシン, ペプチダーゼ及びヒアルロニターゼ処理した腎ホモジネート上清を肝ホモジネート上清に混合してインキュベートすると肝固有の3α-HSDアイソザイムが消失し, 新たに腎固有の3α-HSDアイソザイムの1つが出現した。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1986-12-15
著者
関連論文
- ラット肝3α-Hydroxysteroid dehydrogenaseの研究I, 基質特異性に関する組織化学的電気泳動的研究(生化学)
- モルモットの肝臓および腎臓の可溶性分画の17β-ハイドロキシステロイド脱水素酵素の多型について (短報)
- 精巣上体通過に伴うラット頭部後域のトリプシン抵抗性の増大
- ラット腎由来の熱安定物質による肝3α-ハイドロキシステロイド脱水素酵素ザイモグラムの修飾