乳牛の創傷性胃炎における病型別総白血球数および各種白血球数の変化
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概要
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創傷性胃炎牛を亜急性限局性炎, 慢性炎, および急性瀰漫性炎の3病型に分類し, 総白血球数および各種白血球数の診断的価値について検討した。3病型に共通して好塩基球と単球の減少がみられた。急性瀰漫性炎には好酸球の減少と好中球に核の左方移動または再生不良性左方移動がみられ, 亜急性限局性炎では好酸球の減少がみられた。慢性炎には白血球増加症と好中球増加症または核の再生性左方移動がみられた。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1986-12-15
著者
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