成熟雄ラットの鋤鼻器官剔出による母性行動促進効果
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概要
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鋤鼻器官剔出成熟雄ラット(Wistar系)に新鮮な1〜2日齢の新生仔を毎日6匹ずつ与え続け, 観察期間8日間における母性行動を調べた。鋤鼻器官剔出群9例と偽手術対照群8例の母性行動の出現率, 平均出現日数(±SE)は, それぞれ, 100%・12.5%, 4.9±1.0日・8日以上で, 成熟雄ラットにおいて, 鋤鼻器官剔出後に新生仔に対する母性行動の顕著な促進化が認められた(P<0.001)。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1986-10-15
著者
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