牛の小脳接合菌症の1例
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概要
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Theileria sergentiおよびAnaplasma centraleの混合感染を受けた12か月齢のホルスタイン種の放牧牛が突然中枢神経症状を示し, 29日後に殺された。肉眼的に, 貧血, 黄疸がみられたほか, 小脳白質に2個の壊死巣が認められた。組織学的に, 原虫感染にもとづく溶血性病変以外に, 接合菌による小脳髄質の肉芽腫性炎と化膿性腎炎がみられた。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1986-08-15
著者
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