Trypanosoma evansi 感染家兎におけるアミロイド症について
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概要
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Trypanosoma evansi 淡水株 10^6〜10^8を筋肉内接種した雄家兎6例のうち3例に, 脾濾胞周囲の著明なアミロイド沈着が認められ, 原虫感染に続発したアミロイド症と考えられた。そのうちの1例では, 肝類洞壁および腎糸球体係蹄壁にもアミロイド沈着が認められた。脾およびリンパ節における形質細胞, 大型ピロニン好性細胞の増加と, 血中IgMの持続的高値がみられた。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1984-04-01
著者
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